人間に興味を持った妖精のラーラが現在過去未来と遊びながら、少しづつ人間を理解していきます。
  • 2017/09
  • 2017-10 :
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2017/11
酔中花  序章
2007年06月28日(木) 01:14

酔中花










序章




人里遠く離れた険しい山の奥深く


泉のほとりに慎ましく


何千年にたった一度だけ


光り輝く可憐な黄金色の花びらを開き


恍惚の香りを漂わせ


ひっそりと咲き誇る花の事を


人々は酔中花と呼ぶ


未だ誰も見た者はないという





しかし 真相は


人里近くのどこにでもある山の中


泉のほとりに慎ましく


何千年もの昔から


可憐な無色透明の花びらを開き


あたり一面に


何とも言えない微かな香りを漂わせ


ひっそりと咲き続ける花の事を


酔中花という


今までに何人かの人間が


その花を見る事ができた


が 花は何も知らずに


ただ無心に咲いているだけであった


今もなお永遠に咲き続けている








 | HOME | 




Designed by GALPOP BLOG + GALPOP.NET ----- Powered by DTIブログ -----