人間に興味を持った妖精のラーラが現在過去未来と遊びながら、少しづつ人間を理解していきます。
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間章 会話
2007年07月15日(日) 23:47

間章 会話





 「きっとよ、あしたになれば、きっとうまく行くわ」


 「スキャンダルだな。あいつを失脚させてやる」


 「奴は笑いすぎたよ。調子に乗りすぎたんだな。バチが当たったのさ」


 「とうとう革命か。しかし、あまりにも夜明けが遅すぎたぜ。みんな、昔のような気力なんて抜けちまったよ。結構、長い夜を楽しんでるぜ」


 「あたしね、そういうの嫌いよ」


 「今に見てろよ。わしを追放したって解決するわけじゃねえ。あんな老人ホームはひっくり返してやる」


 「これはあたしのよ。やめてよ。さわらないでちょうだい」


 「ちょっと難しいな。今の医学では姓転換はできますけど、まだ、死んだ人を生き返らせる事はできないんですよ。でも、奥さんの頼みですからね、まあ、何とかやってみましょう」


 「もう、あんな人、信じません。うまい事ばかり言って、あたしをだましてきたわ。見てよ、こんなに太っちゃって。もう絶対、信じないわ」


 「馬鹿な人間どもだ。奴らは法律は正しいと信じてやがる。楽しくなるね。ああゆう奴らがいるお陰で、こっちはガッポガッポ儲かる」


 「両手と両足をもいじゃうのよ。そしてね、出血多量で死なないように綺麗に蓋をしてあげるの。そしてね、首輪をつけて、色んな所に散歩に連れてってやるの」


 「見ろよ。真っ赤に燃えてる。いいぞ。そうだ、みんな燃えちまえ、ヒッヒッヒ」


 「どうして? どうしてなの? どうして、あたしばっか、みんなでいじめるの? あたしって、そんなに可愛いのかしら」


 「畜生! 馬鹿にしやがって、ただじゃおかないから」


 「拙者はあの女を殺してやる。この槍で串刺しにしてやる。あのにやけた野郎も一緒にだ」


 「アブサンとジンとウィスキーを混ぜてくれ。そして、ペパーミントをちょっぴりな」


 「もっと強くよ。骨が折れるくらいに強く抱いて。そして、愛してると言って」


 「随分、長かった。でも、あたしはついにやったわ。あの会社はもう、あたしのもんだわ」


 「うるせえなあ、誰もおめえの歌なんか聞いちゃあいねえよ」


 「あたいさ、あんたの事、惚れちゃったみたい。どうしてなんだろ」


 「太平洋のど真ん中で昼寝がしてえ」


 「寒さをしのげる古着と生きて行けるだけの食べ物があればいい」


 「赤ちゃんに戻りたいわ」


 「わたしはすべてを許さなくてはならない」


 「人間はいつだって独りなんだ」


 「このすけべが、どこ、さわってんのよ」


 「まだ駄目だ。何かが足りない」


 「ねえ、お嬢さん、俺の子供、産んでくれよ」


 「まだ血がついてるわ。あの人の血。あったかい真っ赤な血。いいえ、あたしじゃないわ。あれはきっと夢よ。あの人はきっと、いつものように笑ってくれるわ」


 「おい、俺にもあいつと同じ奴をくれ。頭を使うと腹が減るな。金儲けだ? くそくらえ! どいつもこいつも何かをたくらんでいやがる」


 「僕、ちょっと、しょんべんして来ます」


 「ちょっと、あんた、勿体ない事しないでちょうだい」


 「今、アフリカでは人々が死んでいます。飢えに苦しんで子供たちが泣いています。皆さん、こんな事でいいのでしょうか? 是非、皆さんの目で、この悲惨な事実を確かめて下さい。ボーナスが出たら、みんなでアフリカツアーに出掛けましょう」


 「からっぽっていう事は何でも入れる事ができるんだわ」


 「もうやけくそよ。おかわり、じゃんじゃん持って来て。今夜はあたし、倒れるまで飲んでやる」


 「来るべき時は来た。市民よ、袋を持ってゴミを拾え! この地上から一切のゴミを消し去るんだ!」


 「いいえ、いけません。教科書にはそんな事は書いてありません」


 「へっへっへ。いいケツしてるな。可愛がってやるぜ。へっへっへ」


 「こんなもんが飲めるか! もう一度、やり直せ。パリの朝だぜ。スラムの朝じゃねえんだよ」


 「もう、あたし、あなたから離れる事、できないわ。もう、何もかもあなたのものよ。さあ、持っていって」


 「わしじゃてのう、そりゃあ、五十年も前はいい女じゃて。花の銀座でよ、パラソルなんかさして腰を振り振り歩ったもんよ」


 「綺麗なねえちゃんに囲まれてよ、上等なシャンパンを飲むのさ」


 「そうよ、それに決まってるわ」


 「あたしはお金が大好き。お金のためなら何だってする。誰が何を言おうとあたしはあたしさ。この世はお金を持ってる奴が強いんだもん」


 「あたちね、大きくなったら、おにいちゃんのお嫁さんになるの」


 「彼は人の命なんて何とも思いませんでした。人を殺す事の楽しみを体で覚えてしまったのです。あの楽しみを覚えてしまったら、もう忘れる事はできません。もう、中毒と同じです。人間の悲鳴、苦しみに歪む顔、そして、命が消える瞬間の何とも言えない快感。あれほど素敵なものはありません」


 「それは愛なのです。今、人類に最も必要なのは愛なのです」


 「あ〜あ、つまんねえ」




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